Moomin Timepieces(ムーミンタイムピーシーズ)より、新しい腕時計が誕生しました。ぱっと見ただけではすぐにムーミンとわからないような、ちょっと象徴的なデザインに落とし込まれた、大人の女性にふさわしいムーミンの腕時計です。



このシリーズは、腕時計の盤面のメーカーとして創業し、現在は北欧を中心とした輸入商を営む弊社が企画・製造・販売を行っています。肝心要のデザインは、テキスタイル&インテリアデザイナーとして国際的に活躍されている、河東梨香(カワトウ・リカ)さんにお願いしています。今回は、河東さんに、新作ウォッチと前作のクロックについて、制作にまつわるお話をうかがいました。

 

 

 

ウォッチデザインの原点

 

「大人の女性に使って欲しい」というのがあって、あまりキャラクターっぽくないものをやりたかったんですね。それで、「大人の女性が使っているようなものって、なんだろう?」と考えた時に、パンプスとか、陶器のウェッジウッドのような食器のイメージが浮かんで。その中でも、「お出かけや仕事場で使っても違和感のないもの」と絞っていきました。

 

ムーミンのものってかわいらしいものが多くて、ちょうどムーミンが日本に来たときの世代やその子ども世代の方たちにはちょっと抵抗があったりするだろうな、と。「私の世代には合わないかな…」「仕事場に合わないかな…」と思う方たちのために、普段の生活で使いやすい、でもちらっと「自分だけがわかるささやかな喜び」というのを表したくて、今回の腕時計をデザインしました。

 

その他にも、イメージとして、「(ムーミンの作者である)トーベさんがつけている腕時計」というのも意識しています。

 

 

 

制作期間と試行錯誤

 

構想から完成まで、2年かかりましたね。主に技術的な課題をクリアしていく時間です。最初はベルト自体にも金具(ハトメ)をつけようという話があったんですが、その加工ができる工場が見つけられなかったり。ベルトの裏面の色を横からも見えるようにしたくて、その調整をしたり。盤面の質感も、陶器のように透明感のある印象を目指し、工場とのやりとりと試作を幾度も繰り返しました。

 

デザインをする中で、いろいろな技術を試せるのが好きです。それぞれのメーカーが得意とする技法があって、その中で「コレとコレを組み合わせてみるのは?」とチャレンジしたり。いつもと同じことをやるのではなく、新しい表現方法を探し、双方にとって刺激的なものになるといいな、と思ってやっています。

 

 

 

前作、ムーミンクロックについて

 

今回のウォッチの裏蓋の刻印は、前作のクロックと同じモチーフです。「ガラスの時計を作ろう」ということはスタート時点で決まっていて、その枠組みの中で「どうおもしろく見せられるか?」と考えて、いろんな工夫をして、作っていきました。切込みみたいな部分は、切り絵調のイメージ。北欧では小さい頃から切り絵に慣れ親しんでいます。私の実家にも母が作った切り絵が幾つも飾ってあります。その切り絵みたいに、奥に影が落ちるような風にできるといいなと思ってデザインしました。

 

ムーミンのアニメは小さい頃良く見ていたのですが、このクロックを作るということになって初めてムーミンの小説やコミックスを読みとおしました。壊してはいけない宝物のようなトーベさんの世界観があって、その中でトーベさんが作り上げてきたキャラクターの性格だとか、そういうものを全部飲み込んで、そのまま出せるようにして、そこに自分のテーマの「光と影」や「透明感」「奥行き」などを加えていった感じです。

クロックは、こちら(私たち)の世界からあちら(ムーミン)の世界を、草木をかき分けて覗き込んでいるようなイメージを作りました。

 

なるべくインテリアに溶け込むような色使いをしたいと日ごろから思っていて、このクロックも同様に、陽の光や奥行感とのバランスを見ながら、この色にしています。石川県の職人さんが作っています。蒔絵技法を活かし、8~10種類の版をガラスの表裏に職人さんが丁寧に重ねながらプリントしています。

 

 

 

さいごに

 

「ムーミンが好きな方って、明るくてはっきりした柄が好きなのかな」と悩みながらも賭けに出て、とてもシンプルなデザインの腕時計にしました。

 

真白な地にキャラクターのシルエットを浮き出させ、陰影だけで見せる形にしたので、どんな反応があるのか、楽しみでもあり怖くもあり、というところですね。ぜひいろいろとご意見をください。

河東 梨香 Rika Kawato  http://tona.rikakawato.com/

ドイツ生まれのテキスタイル&インテリアデザイナー。日本人の父とデンマーク人の母を持ち、旧ソ連、スウェーデン、日本、アメリカで育つ。アメリカの名門美術大学ロードアイランド造形大学芸術学部テキスタイルデザイン科を卒業後、テキスタイルデザイナーとして大手自動車会社向けファブリックのデザインと開発を行う。

 

2011年にtonaデザイン事務所を設立。多様な国や文化の中での経験を通した異なる文化の融合が彼女のデザインの根源になっている。

 

現在は東京をベースにテキスタイルやインテリアデザインの他、家具、プロダクトなど生活に関わる分野で広く活動。SONYやデンマーク王家御用達の照明会社LE KLINT(レクリント)、ファブリックブランドのGeorg Jensen Damask(ジョージ・ジェンセン・ダマスク)にもデザインを提供する等、色と素材感を大切にしたデザインで国内外で活躍するデザイナーである。

 

Moomin timepieces ムーミン タイムピーシズ ウォッチ (Moomin Picking Flowers) Moomin timepieces ムーミン タイムピーシズ ウォッチ (Little My Chasing)

 

 

Moomin ムーミン 掛け時計 Wall clock Moomin in the forest

Moomin ムーミン 掛け時計 Wall clock Moomin picking flower Moomin ムーミン 掛け時計 Wall clock Little My chasing

 

 

 

 

 

 

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