カテゴリー別アーカイブ: GEORG JENSEN DAMASK (ジョージ・ジェンセン・ダマスク)

「わけのわからないものをどうやってひきうけるか?」

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先日の北欧出張で、久しぶりに外国語に囲まれた生活をして、とてもいいリフレッシュになりました。お互いに、母国語でない英語を介してコミュニケーションをする者同士だからというのも大きいと思います。

私はスウェーデン語やデンマーク語はほとんどわからないんですが、それでもなんとなく「こういう感じのことを言っているのかな?」と文脈から考察してみることはできます。まるきり外れている可能性もありますが、「でも言葉がわからないし」と敬遠することはありません。

わからないなりに、わからないまま受け止めてみること。それは、人や物や情報と関わるとき、とても大事なことなんじゃないかな、とぼんやり思いながら帰国の途につき、そして自室の本棚から3冊の本を引き出しました。

 

しまぶくさん

『像のいる星』『トマト七星』『見えないところに行けるけど、見えてるところになかなか行けない』(いずれも島袋道浩)

現代美術作家の島袋道浩さんの本です。東京のワタリウム美術館で開催された展示「美術の星の人へ」で観た島袋さんの作品のひとつをくっきりと思い出すために、久しぶりに開きました。あの作品を観たのは2008年なので、もう8年も前になります。その間に私は4回引越しをしましたが、それを経てもこんなにキレイな状態で保っていることに我ながら感心します。それほど大事な本なんです。

 

しまぶくさん

ストレンジャーへ向けられる、優しい気配

その作品とは、ドイツ人の学生が意味がわからない日本の歌謡曲を覚えて意味のわからないまま歌う、という映像作品です。彼らが、おぼつかない記憶をたどりながら、ちょっと恥ずかしげに、でも楽しげに歌う様子がとても強く印象に残り、外国の文化に触れる折にはしばしば頭の中でリフレインします。8年経った今でも相変わらずです。その作品には「わけのわからないものをどうやってひきうけるか?」という名が付けられていました。このテーマは、はじめてやる仕事や、全然違う文化圏の人や、単語ひとつ知らない外国語の文章や、とにかく膨大な情報などに直面した時、頭の中心で冴え冴えと浮かび上がるようになりました。もちろん、新しいプロダクトや商品に出会った時にもです。

 

BO BEDRE

Books, magazines, and dictionaries.

単語も文法もわからないけど、わからないなりに向き合って、「もっと知りたい」と思えば辞書や教科書を使い、「別にいいかな」と思うところには距離を置きながら、デンマーク語やスウェーデン語、フィンランド語で書かれた、現地のナマでリアルタイムな情報と触れながら、良いものを探しています。

というわけで、せっかく”BO BEDRE”を読んでいるので、誌名にちなんで。たった一枚プラスするだけで、より満足感ある気持ち良い暮らしを実現してくれる、ジョージ・ジェンセン・ダマスクのキッチンタオルを最後にご紹介します。

デンマーク王室御用達ブランド Georg Jensen Damaskより、キッチンタオルhttp://www.hokuouzakka.com/products/list.php?name=gjd160331