なぜ今、なぜ出版社が、『シェイク・ユア・ハート』日本版DVDを作ったか?

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11月7日、twitterで突然目に飛び込んできた『シェイク・ユア・ハート (原題:En Kort En Lang)』日本版DVD発売の報。ビックリしましたね!


突然のうれしい報せに、マッツファン(もちろん私も含む)はこの夜、大いに寿ぎました。いや~本当にうれしかったです。なにしろ来月12月には東京コミコンのゲストとしてマッツが来日するし、その約1週間前のマッツのお誕生日にこんな素敵なDVDが投下されるなんて、なんとも絶妙なタイミング!

しかし、2001年製作の作品をなぜいま日本語化するのか?
しかも、なぜ出版社さんが?

という疑問が湧きました。DVDが売れなくなった昨今、しかも決してマスでないデンマーク映画です。個人的にも『北欧雑貨』としても応援したい。

そしたらもう居ても立っても居られなくなってしまい、新書館さんにコンタクトをとり、この企画のご担当者さんにインタビューのお時間を頂きました。石川さん、村山さん、恐ろしい年末進行のこの時期に本当にありがとうございました!

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新書館さんといえば、バレエやフィギュアスケートの月刊誌・季刊誌や、BL雑誌・コミックでご存知の方が多いのでは。実は、書籍のほかにもDVDをたくさん作られているんです。なので元からDVDのパッケージングについてのノウハウをたっぷりとお持ちでした。

「特に書籍という形にはこだわらないんです」と、インタビューに応じてくださった石川さんはおっしゃいます。そもそも新書館さんで、外国映画作品の日本版DVD製作販売の企画がスタートしたは3年以上前。

「日本のファンがずっと熱望しているのに日本語化されない作品のDVDを作りたい」

という思いが企画の根本にあり、これは石川さんご自身の感じるもどかしさともリンクしているそう。一時停止を重ねながら字幕を一生懸命読んで、それでも理解しきれない悔しさは、英語が得意でない映画好きにとっては深く共感するところ。本編ではまだ字幕が十分にありますが、特典となると字幕がつかないことも多々あります。ファンとしてはこの特典こそ見たい!知りたい!と思うわけで、それも企画立ち上げの理由になったそうです。「特典てほんと大事ですよね」と力強くうなづき合いました。

もちろん、ニーズがあるのに日本語化されないのには、それなりの理由があるのでしょう。たとえば権利元が厳しかったり、売上見込が低かったり、何某かの社会的な理由だったり、様々な懸念が想像できます。石川さんたちは、そういった懸念はもとより引き受け、乗り越えて、思いの実現のために進まれました。

しかし、ものを作るにはお金がかかります。長く企画を続けるためには、続けられるだけの収入を得なくてはいけないというビジネス的側面も考慮し、作品選定においては、作家さん等クリエーターの方や映画好きの方の間やSNS等で話題になっている作品、というところを発端とし、「俳優さんに力のある作品」という条件などが加わりながら絞り込まれていきました。

実は、最初に最有力候補として挙がり、進めていたのは別の作品でした。(洋画好きの方は「あ~~~!」となると思います)しかし残念ながらそちらは権利関係で諸々あり、他の作品に切り替えることとなりました。

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そして次に挙がったのが、我らがマッツ・ミケルセン主演作のデンマーク映画『シェイク・ユア・ハート』だったというわけです。『シェイク・ユア・ハート』選定に関しては、『悪党に粛清を』公開時にマッツが来日した際の、チケット販売状況や、石川さんが取材で訪れた現場で目の当たりにしたファンの方の熱狂度が社内プレゼンでの強い要素になったそうです。
これはいちファンとして、とてもうれしいですよね。一生懸命応援して、声を上げ続けて、それが製品化への力となったんですから!

ビデオ作品のため画質が低かったり、スチルなどの素材が極めて少なかったりというところでご苦労があったそうですが、権利元とのやりとりはスムーズで、初回特典のブロマイドのコピーライト表示を入れなくてOKとしてくれたりなど、柔軟な対応をしてくださるところだったそうです。(コピーライト表示がないほうがかわいい、という石川さんのこだわり!)

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オリジナルや英語版パッケージと比べるとずいぶん趣の変わる、キレイでかわいらしいイメージのパッケージデザインは、社内デザイナーさんの力作。なんとデザイナーさんもマッツファン!こちらも少ない素材の中で工夫を重ねられたとのこと。本当に素敵なパッケージです。

発売日も、マッツのお誕生日だし、作中の季節感ともマッチしている絶妙のタイミングなので、さぞかし戦略的に狙いすまして設定されているかと思いきや「結果的にそうなっちゃっただけで」と笑っていらっしゃいました。実のところ、それをうかがって心なごみました。よかった、「ゴリゴリのマーケティングに基づいたベストな日程なんです」とかじゃなくて。いろいろな事柄が影響して、結果的にベストタイミングでの発売となったのは、やはり熱意の導いたところですよね。

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こうして第一弾がいよいよ発売の運びとなったわけですが、はやくも第二弾が絶賛製作中で、発売も間近です。タイトルや詳細の発表はいま少しお待ちくださいね。

映画はその国の文化を知るよい方法なので、デンマーク映画をはじめ北欧の映画やDVDのご紹介は『北欧雑貨』で積極的にしていきたいなと思っています。なので、石川さんにお願いをしまして、『シェイク・ユア・ハート』のフライヤーを作っていただくこととなりました!北欧雑貨のお客様のお買上商品と同梱させていただきますね。これをキッカケに北欧映画に触れ、そしていつか映画や北欧について語るhyggeな時間をご一緒できたらいいなと思っています。

『北欧雑貨』では、北欧映画にまつわる企画をいろいろ考え中ですので、これからどうぞお楽しみに。

改めまして、新書館の石川さん、村山さん、ありがとうございました!

店長カトー/ Mayuko Kato

(C)angel production & apollomedia præsenterer

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